「三室戸寺」へは、昔、娘一家が住んでいたマンションの前を通っていく。
通いなれた道のはずなのに、何年ぶりかに行ったら「三室戸寺」の改札口でしばし茫然。どっちへ行くのだっけ? 最近とみにぼぉ~~~と歩いていることが多いので、時には はっ!と意識が戻り、慌てます(苦笑)
思い出しますね~、三才の孫娘をなだめすかしながら、「JR・六地蔵」から「京阪・六地蔵」乗り換えの為の土手道を歩いた日のことを
・・・ママの顔を見たさ、赤ちゃんを産んだママに寸刻も早く会いたさに必死に歩いてくれたひしひしと伝わる緊張感、時間は無情!引き離されて後ろ髪ひかれる帰路の地下鉄の中では(眠ってしまったらママが消えてしまう!ぜったい眠りたくないぞ!)と頑張った。なのにおのれの主義に反し無情にも、我慢たまらず精根尽き果てぐっすり寝込んでしまったのであった。その、精いっぱい頑張ったあとの彼女のあどけない顔が、今も思い出される。彼女にとっての私は、「 ワタチのおばあちゃんは、ママとワタチを引き離す、オニのようなおばぁちゃん 」(´Д⊂グスン らしかった(爆笑)・・・只々愛おしかった。
ドォ~ンと鎮座していた「宇賀神」さん(大学に入って知った神さまが、三室戸寺に)おまけに色々ありまして、「若ちゃん、貴ちゃんの手形」も。私、この手形とわが手をあわせて年末ジャンボを買ったことがあるけれど、人を見るらしい(苦笑)、勝負運がよかった試しはない。
倉稲魂・稲魂・宇迦の御魂(うかのみたま、うけのみたま)
「うか」は食物の意。「うかじん」とも
仏教に説く穀物神。転じて福の神とされるため、弁財天と同一視され、密教にもとりいれられた。多く白蛇の形をとる。
後世「宇賀神(うがじん)と濁音
稲の穀霊を神としてあがめたもの。のち、五穀をつかさどる神とされた。伊勢神宮外宮の祭神、豊宇気姫命の別名。また、稲荷いなり信仰の祭神。