外の洗濯物の盛大にはためく様子を無視すれば、陽光たっぷりのお出かけ日和に思える。だが、洗濯物をひっくり返しにベランダへ出れば寒風吹きすさび、指が凍える有り様であった。
ヤバいな~、この寒さの中の国立博物館行きは・・・と、昼過ぎまでグズグズ
👇 これ、今、読んでいる本。
『クアトロ・ラガッツイ』(上・下)アマゾンで購入 大佛次郎賞受賞作
『風神雷神』(上・下)図書館貸し出し 原田流フィクションである ( ´艸`)
2冊は企図して選んだ訳ではない。「本能寺の変」がらみの本を読みたくてめちゃくちゃに選んだ本であった。偶然、イエズス会の巡察師、ヴァリニャーノに導かれ、1582年はるばる海を渡り、1585年、ローマ教皇グレゴリウス13世にまみえた4人の「天正遣欧使節」の史実に接点をもって書かれている本であった。すぐ忘れるから書いておく。その4人とは、伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、そして、原マルティノ。1590年帰国した時は、懐かしい故国は織田信長に替わって秀吉が天下統一をなしていた。既に伴天連追放令が発布されており、家康の治世下では禁止令が出されてキリシタンは過酷な運命をたどっていく。メンバーのうち3人は死に至らしめられ、原マルティノだけはマカオに追放されて、かの地で俵屋宗達との接点が・・・といった物語の展開が待っている。謎多き俵屋宗達を知るのに面白い本と、今から o(^o^)o ワクワク しながら読みすすめている。乞う、お楽しみ!状態のワ・タ・ク・シ ( ´艸`)
(1月10日 追記)
修理を終えた宗達の作品が2点展示されていた。どちらも初めての観賞ではない。でも、こうやって問題意識をもって拝観すると、作品名と画家名が結びついて覚えられて嬉しい(遅い!)
※ 国宝 【蓮池水禽図】1幅(江戸時代17世紀 京博蔵)
※ 重文 【牛図】 2幅 烏丸光広賛(江戸時代17世紀 頂法寺蔵)
年代から注目している。原田作品でどのように表現されているか興味津々だ(^0_0^)
※ ほかに、俵屋宗達の国宝の絵はあと2点後世に伝わっている。
国宝 【風神雷神図】(京博、委託蔵)
※ 本阿弥光悦(1558~1637)、角倉素庵、烏丸光弘 と、交流あり
下のブログが解りやすいデス (^o^;)
「違いを述べよ」と言われても、目を離した瞬間(どうだったっけか・・・?)
【旅と風と日々のブログ】