hanafubuku78’s blog

日日是好日 ~ 81歳 おだやかに 老後 ~

第55回【京の冬の旅】

 


(編集中)

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【京の冬の旅】法華宗「妙蓮寺」

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この絵たちにあいたかった (* ´艸`)クスクス のです。

障子越しのやわらかいあかりを金箔に反射させ、視線を移動させると

それに合わせて絵が浮き上がる場所を少しづつ変えて

現在も色あせることなくモダンな雰囲気を楽しませてくれていた。

何年か前、このお寺さんに収蔵庫ができた折であったろうか?

特別に公開された折があった。長谷川等伯・久蔵は好きな画家。

今日は、その絵が収蔵庫のガラスケースのガラス越しではなく

ちゃんと襖だてにしたうえ、裏面の絵も目の前で鑑賞できる絶好の機会

・・・受け取るもの、迫ってくるものが、全然別物である。

 山門 ・・・ 文政元年(1818)禁裏より拝領移築された「両袖番所付山門」

十六羅漢石庭 ・・・ 秀吉の伏見城より移された大きな青石(臥牛石)を釈迦入滅になぞらえ、周りの石は15個と配し、もう1個の石はみる人を羅漢となぞらえている。

鐘楼 ・・・ 江戸時代を代表する「袴腰型鐘楼」

その他 ・・・ 収蔵庫には「妙蓮寺蔵松尾一切経(重文)」、「立正安国論(重文・本阿弥光悦写筆)」、「法華経(重文・後深草天皇御宸筆)」など展示

収蔵庫には、その他、狩野派累代の軸絵が比較して楽しむことができた。

木蓮・お会式桜・妙蓮寺椿が見ごろで、鑑賞疲れの目に華やぎを与えてくれていた。